2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『物質と記憶』について

ベルクソンの主著の中でも最も難解であると有名な『物質と記憶』。確かにそのあまりのイマジナリーな理路は、哲学書を読む態度で臨むと面食らってしまう。あるいは、その理路にのって、わくわくしながら読む人もいると思う。僕自身は、初読においてすらすら…

身辺のこと

今住んでいるアパートのすぐわきに、空き地がある。ここに越してきたときは野ざらしの空き地だった。それが分譲住宅へと早変わり。今、建設ラッシュ。鉄骨が、骨のように取り囲み、ブルーのシートが覆いかぶさっている。まだ、中はがらんどう。空き地が埋ま…

Bergson「D.I.」抜粋

ベルクソンはその処女作ともいえる『意識に直接与えられたものについての試論』で、自由を論じている。しかし自由が論じられるのは第三章と結論の部においてであって、それまでの第一第二章は、もっぱら当時の論客たちの主張をベルクソンなりに整理し、批判…

nowherezenの日記

ブログはじめました。twitterでは長文が書けないので、いいかな、と。はじめたばかりで慣れてないですが、よろしくお願いします。(見る人いるかわからんけど苦笑)